【4期生】グウェンフォン アン

フィリピンスタディーツアー5日目

私達は恵まれていて、素晴らしいチャンスが沢山あります。
しかし、私が出会った子供達はお世辞でも恵まれているとはいえず、チャンスも選択肢もありません。

しかし、その中で生きる子供達から学んだ事も沢山あります。
私のレポートを読んで私達が感じた事や子供達の事をもっと深く感じて貰えたら嬉しいです。

まず一つ目に言いたいことはなぜ子供達にはチャンスも選択肢もないのかということです。

私達は子供達が集まっている場所へ行きました。
そこの子供達は、サイズのあわない汚れている服を着て靴も履かず、はだしで遊んでいました。

子供は私達を見つけると喜びとてもはしゃぎました。

私達は子供達とダンスをして遊んだり、母国語をお互いに教えあいました。
子供達は覚えがとてもはやく私も負けずに教わった言葉を一生懸命覚えました。

ここで教わった言葉は忘れません。

私たちは次に、nayawanという場所に行きました。
そこは見るからにごみの山でした。ちかくには子供が住む家もありました。

私達にはとても我慢できない臭いがしていましたがその中で子供たちはゴミと一緒に住んでいます。
他の子供たちはキレイな靴や服をきて両親に守られ過ごしています。

しかし、ここの子供達は毎日生きるために沢山の事を考えて生活しています。
それは歩くという行為だけでも、怪我をする可能性があり、注意して歩かなければなりません。

生まれた場所によって裕福な子供達はチャンスがあり夢を叶える事ができます。
しかし住んでいる場所によっては夢を叶える事がとても難しくなります。

二つ目に私が言いたい事はなぜ私たちは素晴らしいチャンスがあるのかという事です。

私達は子供達が集まっている所にいき、ごはんを配ったり、お菓子を配りました。
そこで私が感じた事は、子供達はいつも笑顔でいるという事です。

子供達はキレイな所に住んでいません。キレイな服も着ていません。
しかしいつも笑顔でいます。

その笑顔からは大変さは少しも感じられませんでした。
私は子供の笑い声を聞くと嬉しくなります。

その嬉しさはいくらお金をだしても買えないものです。

私はここにきて子供達に会い、自分がどれだけ豊かな生活でたくさんのチャンスがあるという事を知りました。

私達の手で、この子供達にチャンスを与えてあげる事は出来ないでしょうか?

スタディーツアー 山の集落にて

私は10日間のフィリピンでのボランティアを通して、日本にいては学ぶことのできない大切な経験ができた。

フィリピンの子供たちは貧しい環境にあるにもかかわらず、とても幸せそうに笑っていた。

私は子供たちともっとコミニケーションを取りたいと思っていたが、言葉や文化の違いに悩みどう接すればいいのか分からなかった。

しかし、日本の伝統文化である「折り紙」を通じ問題が解けた。

子供たちに会う前、私のイメージとしては日本文化の折り紙が好きではないと思った。
しかし、子供たちと一緒に色々な形を作りながら『こやって、こやって、折るんだよ』と教えながらすると、子供たちは注意深く見ていた。

私たちは子供たちとコミュニケーションする時、言葉ではなく行動でコミュニケーションを取った。目で、手で表した。

最初私は折り紙では、そこまで喜んでもらえないと思っていた。

しかし、子供たちはその折り紙を持ってみんなで一緒に遊んで喜び、子供たちの笑い声を聞くと私も嬉しかった。

子供たちが嬉しいだけではなくて自分自身も嬉しくなる、日本文化をフィリピンに広げることができた。

この体験を通して、心から誰かと仲良くなりたい、助けになりたいと思えば、たった紙切れ一枚でも繋がり合えるということを私は折り紙を通じて、感じることができた。