ボランティア活動体験談
私は今、フィリピンのセブ島に来ています。
発展が進み、人気の観光地のひとつであるセブ島ですが、その裏では教育を受ける以前に、生きることに必死な子供たちが沢山いました。
今回、山奥やスラム街、ゴミ山の側で暮らしている子供達の生活を見たり、一緒に遊ばせてもらったり、青空教室では、子供達からタガログ語を教えてもらいました。
その最中でも、女の子の手には観光客に売り歩いているストラップを持っていました。
彼女達は、物を売ってお金にする為に路上で寝泊まりして居ますが、政府から退去命令が出て山奥で暮らさなければならないそうです。
しかし山奥に帰れるわけもなく、また路上で寝泊まりしているのです。
他にもロレガというスラム街や今は使われなくなったゴミ山の側で暮らしている子供達の生活を見させてもらいました。
暗くて狭い家に、何家族も一緒に暮らして居ました。ゴミ山は今は使われなくなった事で、以前はそこからゴミを拾ってお金にして生活していたものが、今は出来ずに苦しい生活をしているとの事でした。
予想以上に大変な生活をしていた彼らですが、一緒に遊んだり、服やお菓子などの物資支援をした時の嬉しそうな素敵な笑顔は、とても印象深いものでした。
また、音楽を演奏してくれたり、道端に座る際に紙を敷いてくれたりと、私達におもてなしをしてくれました。
モノやお金が無くても、勉強や仕事を一生懸命、そしてなにより楽しそうにしている彼らから、幸せの基準は”裕福さ”だけでは無いと気付くことができました。
この貴重な経験を、これからどう活かしていけるのか。
私に出来ることは何なのかを考え、行動していきたいです。
語学学校体験談
私は、フィリピンのマクタン島にある”Philinter”という語学学校に通いました。
ここは、朝の8時から17時まで授業があります。
マンツーマンの授業が5コマ、5〜6人のグループでの授業が3コマ、20人程の大人数での授業が2コマの計10コマの授業を行いました。
全く英語の話せない私にとっては最初は不安でしかありませんでしたが、分からない単語も、簡単な英語で説明してくれたり、ゆっくり話してくれたりと、とても優しくしてもらって、不安も吹き飛びました。
そして、Philinterは毎週水曜日の授業の後にズンバがあります。
学生や先生も一緒になって楽しそうに踊っていました。
この学校は、先生や学生、職員や警備員までもがとてもフレンドリーで優しく接してくれました。
授業も含め、笑いで溢れている学校は素敵な場所でした。
日本では、授業で英語を習っていますが、ここで、いざ喋るとなると全く英語が出て来ません。
ゆっくり文を書いたり、文を読むことが出来ても、予想以上に英語での会話が出来ない自分に驚いたのと同時に悔しくなりました。
これから、どう勉強しなければならないのかも明確になり、今回、ここで気付けて本当に良かったです。